ベスト・カップル BYメイシャンさん


窓からの光がとても暖かい休日の午後。

床に直接座った直江の伸ばした足の間にすわり、寄りかかる。
直江は本を読んでいた。

「ちょっと高耶さん、私は、本を読んでいるんですが?」
「だって。寄りかかって昼寝すんのに、ちょうど良いところにいるから。」
直江は、ちょっとだけ溜息をついて、読書を続けた。

しばらく、そうしていて、直江が本を読み終わったのが判った。
どうして判ったのかって?

直江が俺の前に腕を回して、指を組んで・・・耳を齧ったから!

「うわっ何すんだよ!」耳を押さえて振り向き、どなる。
「ちょうど良いところにあったもので。」

窓からの光がとても優しい、休日の午後。


「ちょうど良い」をコンセプトに書かれたお話だそうです!(「ちょうど良い」の元ネタは高耶
さんの×××らしい/笑)。いや〜、いいですよね、こういう関係。じゃれ合いですか。
無遠慮な態度も、愛があるからこそ。開眼させられるショートストーリーでした♪
メイシャンさん、またも素敵な作品を、ありがとうございました!!
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