「レッスン」 by.メイシャンさん


高耶の誕生日。
直江コーディネートの完璧ラブラブバースディデートを楽しんだ二人は、フル
コースデートの最終段階に入っていた。

「ん・・・ふぅ。」
高耶はキスで潤んだ瞳を、ゆっくりと瞬き、あらためて直江を見た。
「なぁ・・・どうして?」
「何が、ですか?」
直江が優しく聞き返す。
「何がって・・・」
高耶は最後までは言わず、もう一度自分から直江に口付けた。
直江の唇をゆっくりと味わい、舌を差し込んで、直江のそれと絡ませる。直江
の仕掛けてくる動きに自分からもあわせる。
(気持ちいい・・・)
欲しいだけキスを味わい、うっとりと唇を離す。
「なぁ・・・どうしてなのか、教えてくれよ・・・」
教えてくれ、といいながらも高耶は、直江が口を開くのを待たずに、再びキス
をした。
(どうして、こんなに気持ちイイんだろ・・・?)
キスに酔い、高耶の体からチカラが抜ける。食事のときのワインのせいもある
かもしれない。
「高耶さん、どうしたの?」
チカラの抜けた高耶をそっと押し倒しながら今度は直江から聞く。
高耶は、直江の首に腕を回して引き寄せ、もう一度キスをしようとした。
しかし、直江に腕を取られ、阻まれる。
取られた手は、直江の胸の前に一つにまとめて掴まれた。
「キスだけで・・・いいんですか?」
「気持ち良いんだ・・・」
「キスが?」
「どうしてなのか、教えてくれ・・・」
直江は、クス、と笑うと、胸の前で掴んだ高耶の手の指に、一本ずつ口づけた。
ちゅ、ちゅ、と音をたててするそのキスに高耶の瞳がまた潤みだす。
直江は、身をかがめて潤んだ瞳に唇を近づけ、閉じた目蓋にキスをした。
「ゆっくり、教えてあげますよ。一晩かけて、ね。」
そう、宣言して、高耶の質問の答えを、その体に教え始めた。


うっわ〜〜〜。甘い、甘いですよ〜〜*^o^* 高耶さん、そんなコト真顔で聞かないで〜〜。
萌えました! 後で、直江にじっくり教えてもらうことになるんでしょうね。うほほ。
高耶さん、激可愛かったです〜♪
メイシャンさん、あまあまなお話をありがとうございました!!


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